ボレート系製品ラインナップ
- メタロセン系触媒
このページでは、ボレート系製品の2つの使われ方(助触媒・開始剤)から、用途に合った製品を紹介します。
AGCのボレート系製品には2つの使われ方(助触媒と開始剤)がある
一つ目はボレート系製品を助触媒として使う場合です。ポリオレフィン重合に使うメタロセン触媒は、単独では重合活性を示さないため、触媒を活性化させる助触媒が必要です。ボレート系助触媒はこの活性化に使われる化合物で、AGCはPF-4(アニリニウム型)・PF-41(トリチルボレート型)を始め多様なボレート系助触媒を提供可能です。
二つ目はボレート系製品を開始剤として使う場合です。光酸発生剤(PAG)・熱酸発生剤(TAG)は、光や熱によって酸を発生させる化合物です。主にカチオン重合の開始剤として使用されます。AGCのボレート系製品はPAGやTAGのアニオン部分として使用されます。硬化性樹脂は、接着剤や塗料、電気絶縁材料、複合材料として、有機EL工程や半導体後工程などでも使用されます。AGCは光酸発生剤・熱酸発生剤の合成中間体としてPF-4LiM(中間体)を供給しています。
ボレート系助触媒(メタロセン重合用)と光酸・熱酸発生剤中間体(カチオン重合用)は用途が異なります。
用途別の対応系統
| 最終用途 | 重合 | 製品 |
|---|---|---|
| COP・POEなどの高性能ポリオレフィン樹脂 | メタロセン重合 | PF-4 / PF-41(メタロセン重合助触媒) |
| 硬化性樹脂(半導体後工程・有機EL向け) | カチオン重合 | PF-4LiM(光・熱酸発生剤中間体) |
ボレート系(PF-4/PF-41)の詳細記事
メタロセン重合用のボレート系助触媒について、活性化のメカニズムや用途別の詳細を以下の記事で解説しています。PF-4/PF-41には粉体タイプに加え、溶解性が求められる用途向けの溶解型(sPFシリーズ)もあります。また、AGCはPF-4/PF-41の製造・販売だけでなく、自社設計した溶解性ボレートの開発実績もあり、お客様のご要望に応じた構造設計・特注品の製造にも対応しています。
→「ボレート系メタロセン重合助触媒とは|仕組み・種類・MAOとの違いを解説」で詳しく解説
→「特殊ポリオレフィン重合向けボレート系助触媒|POE・EPDMの安定製造をサポート」で詳しく解説
→「PF-4 / PF-41 製品詳細」で詳しく解説
PF-4LiM系(カチオン重合用の光酸発生剤・熱酸発生剤)の詳細記事
光酸発生剤・熱酸発生剤の合成中間体PF-4LiM(中間体)について、以下の記事で詳しく解説しています。また、中間体の製造にとどまらず、お客様が設計された酸・塩基発生剤そのものの受託製造にも対応しています。
→「光酸発生剤(PAG)とは|仕組み・種類・用途をわかりやすく解説」で詳しく解説
→「熱酸発生剤(TAG)とは|仕組み・種類・光酸発生剤との違いと使い分け」で詳しく解説
→「PF-4LiM 製品詳細 | 光酸発生剤・熱酸発生剤 中間体」で詳しく解説
まとめ
AGCはボレート系メタロセン重合助触媒(PF-4/PF-41)と光酸・熱酸発生剤中間体(PF-4LiM)を、30年以上にわたり製造・供給しています。標準品に加え、お客様のご要望に応じた特注品の設計・製造や、酸・塩基発生剤そのものの受託製造にも対応しています。各詳細記事もあわせてご参照ください。
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